FIRE HACKへようこそ!
今回は、「食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法」から学んだ、私たちがこれから食べるべきもの、食べてはいけないものについてご紹介します!
早速ですが、問題です!トップ画像(食品)の内、「食べて良いもの」はなんだかわかりますか?
残念ですが違います、
え、なんで!?と思った方、是非最後までお付き合いください!
食のパラドックス【前編】重大な健康問題を引き起こす「レクチン」とは何か?
著者スティーブン・R・ガンドリー 氏は、イェール大学、ジョージア医科大学卒の医学博士で、ヒト微生物叢と腸との関わりの世界的権威です。
「食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法」は、2018年6月初版発行ですが、あまりに衝撃的な内容でしたので、今回の記事としてシェアさせて頂きます!
今回の結論からお伝えします。
様々な病気や体調不良の原因が、「レクチン」という物質によるものであったことが分かりました。
聞きなれない物質ですが、「レクチン」とはなにか?確認していきましょう!
レクチンとは?
ウィキペディアでは、レクチンについて「糖鎖と結合する能力を有する酵素や抗体以外のタンパク質」の総称と定義されている とされていますが、ちょっと何言ってるのかわかりませんw
要するに、「レクチン」は、植物の種子や皮などに含まれるタンパク質の一種で、植物が昆虫などの外的から身を守るために身につけた毒物です。
有名なところでは「グルテン」も数千種類もある「レクチン」の一種、と聞くとなんとなくイメージできますでしょうか?
じゃあ、グルテンも含め、その「危ない植物・穀物」さえ食べなければいいのでは? と思ってしまいますが、実は肉類も餌に「レクチン」を含んでいる場合、同様の害を及ぼすらしいのです。
スーパーで肉類を買う際に、どんな飼育方法で、餌は何を食べて育った。。なんて考えませんよね!?
ですが、これからはよく考えて食べるものを選ぶ必要があるようです。
更に、肥満や病気の原因は健康食だったというから驚きです。
パンなどに使用される全粒小麦などの全粒穀物や、キヌアなどの雑穀は、食物繊維を豊富に含むとして健康志向やダイエットしたい方に好んで選ばれています。しかし、
これらの全粒穀物・雑穀は、有害な物質である「レクチン」の一種「WGA」を豊富に含む食品の代表格とされていて、「WGA」は、体重増加を強く促すことが分かっています。
これには驚きです!全粒穀物は健康に良いとされていたのは何だったのでしょうか!?
食屋などで、「白米」か、「玄米」や「雑穀米」のどちらかを選べるお店がありますが、今までは「玄米」を選択するようにしていました。しかしそれは健康面で全くの逆効果であったとはショックです。。
では、何を食べたら良いの?に進む前に、「レクチン」を含む食品を食べ続けたらどうなるのか、レクチンが引き起こす体調不良の一例を見ていきましょう!
レクチンが引き起こす病気と体調不良
これから一例として、病名・体調不良の症状などを挙げます。これが、ビックリするぐらいの数です。
これらに当てはまる症状のある方は、もしかすると「レクチン」があなたの体に害を与えている要因かもしれません。
一度確認してみることをおススメします。
レクチンが引き起こす病気・体調不良の一例
・がん
・糖尿病、糖尿病予備軍、インスリン抵抗性
・自己免疫疾患(自己免疫性環状腺、慢性関節リウマチ、1型糖尿病、多発性硬化症、クローン病、大腸炎、結膜炎)
・関節の痛み・シミ ・アレルギー
・脱毛症 ・貧血症 ・喘息
・口内炎 ・認知症 ・うつ病
・頭痛 ・胃腸の問題
・高血圧 ・不妊 ・片頭痛
・ブレインフォグ ・パーキンソン病
・原因不明のめまい、耳鳴り
・体重の増加や減少
以上が、抜粋なのですが、幅広い病気・体調不良の症状に「レクチン」の影響の可能性があることが分かりました。
もはや「諸悪の根源」ともいえる「レクチン」ですが、これから私たちが食べても良いもの、食べてはいけないものを抜粋させて頂きました。
順にご確認下さい。
食べて良い食品
種類 | 品目 |
油 | オリーブ油、MCTオイル、エゴマ油、ごま油、ココナッツ油、アボカド油、クルミ油、米油、肝油、マカダミア油、レッドパーム油、藻類油 |
甘味料 | ステビア、キシリトール、ラカンカ、エリスリトール、ヤーコン、 |
ナッツ | マカダミアナッツ、クルミ、ピスタチオ、ペカン、ヘーゼルナッツ、栗、ココナッツ |
オリーブ | 種類を問わず |
ダークチョコレート | カカオ分72%以上のもの |
酢 | 無糖であれば、種類を問わず |
麺類 | こんにゃく麺、しらたきヌードル、ケルプヌードル |
乳製品 | フレンチ/イタリアン/スイス・高脂肪チーズ、有機飼育サワークリーム、有機飼育クリームチーズ、フレンチ/イタリアン・バター、水牛乳バター、山羊乳バター、山羊乳チーズ、山羊乳と羊乳のケフィア、羊乳チーズ(プレーン)、ココナッツヨーグルト、ギー |
お酒 | 赤ワイン、蒸留酒 |
魚 | 天然ならすべて可 |
果物 | アボカド |
野菜 | ブロッコリー、カリフラワー、チンゲンサイ、白菜、キャベツ、ルッコラ、クレソン、ザワークラウト(生)、キムチ、オクラ、大根、セロリ、玉ねぎ、ニンジン(生)、ニンニク、レタス、パセリ、ベビーリーフ |
海藻・キノコ類 | 海藻類、キノコ全般 |
レジスタントスターチ(難消化性でん粉)類 | こんにゃく、サツマイモ、サトイモ(タロイモ)、柿、カブ、タイガーナッツ、グリーンバナナ、グリーンマンゴー、グリーンパパイヤ |
放牧家禽類 | ※「放し飼い」はダメ。 鶏、七面鳥、ダチョウ、放牧鶏卵 |
家禽以外の肉 | 牛、豚(人道的に飼育されたもの)、子羊、鹿、生ハム |
※あまりスーパーに置いていない物を対象に、記事投稿時点で割安だった商品にリンクを貼ってあります。
食べて良いものが、すごく少ないとおもいませんか?
蒼(あおい)の大好きな「麺類」も、一般的なものは食べて良いリストにありません。そして、いわゆる主食となるものが全くありませんね。。
果物にいたっては、アボカドだけ。アボカドってそもそも果物!?と思ってしまいます。
意外だったのが、サツマイモ、里芋が「食べて良いもの」であったことです。
イモ類は炭水化物だから、食べてはいけないのでは?と思っていましたが、レジスタントスターチ(難消化性でん粉)は、善玉菌を増やして、消化と栄養の吸収を改善し、更にレクチンが引き起こす弊害まで防ぐと言います。
これらは積極的に食べるようにしたいですね!
食べて良いものは確認出来ましたが、普通に生活しながら完全に「レクチン」を除く、「レクチンフリー」はかなり難しいことがわかります。
では続いて、食べてはいけない食品です。
目をふさがずに確認してみてくださいw
後編に続きます▼▼
-
食のパラドックス【後編】食べてはいけない食品、「レクチン」の対策となる習慣
続きを見る
健康に関するその他の記事はコチラ▼▼
-
老化は治せる病気だった!① LIFE SPAN 老いなき世界から学ぶ「老化の原因と予防」基礎知識編
続きを見る