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糖がもたらす毒 『空腹こそ最強のクスリ』③

糖がもたらす毒

前回①②と「オートファジー」のすばらしい効果を確認してきました。

次は普段の食事で摂っている「糖」の怖さを確認していきます。

 

①から読みたい方はコチラ▼▼

「オートファジーダイエット」糖質制限から解放される奇跡の食事法 『空腹こそ最強のクスリ』①

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現代日本人は糖を摂り過ぎている

現代日本人は、糖を摂り過ぎやすい環境にいます。

 

糖質は炭水化物の一部で、ご飯や麺類、パン、甘いものに多くふくまれます。

例えば次の二つに、こんなに糖質が含まれていると知っていますか?

  • 茶碗一杯のご飯 = スティックシュガー17本分
  • 一杯のかけうどん = スティックシュガー20本分

 

これだけの砂糖があれば、砂糖の山が作れてしまいそうです。。

 

また、これだけ多くの糖質が、どこでも簡単に食べられてしまうのが怖いところです。

 

和食、洋食に関わらず、必ずと言っていい程、糖質を大量に含む食材がメインとなりがちです。

気を付けなければ簡単に摂り過ぎてしまうのが糖質であると知っておきましょう。

 

糖質の中毒性

更に糖質には中毒性があります。

 

糖はドーパミンとβ(ベータ)エンドルフィンの分泌を加速することが分かっています。

  • 「ドーパミン」は「脳内報酬系」と呼ばれる快楽物質
  • 「βエンドルフィン」は「脳内麻薬」

 

これらが脳内で分泌されます。

つまり、糖は快楽をもららすので、中毒性・依存性があるのです。

 

糖質の中毒性は、食物の入手が困難であった古代から人間の体に備わった、体内のエネルギー(脂肪)を蓄えるためのシステムであると言われています。

 

糖質を食べると、血液中に大量のブドウ糖が生み出され、血糖値が急上昇します。

急上昇した血糖値を下げるために、すい臓から大量のインスリンが分泌されます。

その結果、今度は血糖値が急激に低下します。

 

一気に血糖値が下がり、低血糖状態になると、「眠気」や「だるさ」を引き起こす原因になります。

ものを食べた後、すぐに眠くなるなら、糖の過剰摂取が原因かもしれません。

 

 

 

食べすぎの弊害

「1日3食」の食事と「糖質の摂り過ぎ」は体に大きな変化を及ぼします。

まず、ご存知の通り「肥満」を引き起こします。

 

人間が持つ細胞の内、唯一脂肪細胞だけが無限に増大していくのです。

お腹だけが出ているのは、内臓脂肪が増えている可能性が極めて高いので要注意です。

 

糖質の摂りすぎが心身のバランスを崩す元凶なのです。

 

糖がもたらす病気

糖質の摂り過ぎは、体形の変化 「肥満」だけでなく、様々な病気の原因になります。

代表的なのが、「脂肪肝」と「糖尿病」です。

 

順に見ていきます。

 

脂肪肝

脂肪肝は、アルコールの過剰摂取だけでなく、糖質の過剰摂取でも起こる病気です。

現在は、日本人の4人に1人が脂肪肝と言われています。

 

余分な糖質は肝臓で中性脂肪に作り変えられ、貯蔵されます。

糖質の摂りすぎが続くことにより、必要以上の中性脂肪が、肝臓に貯まっていくのです。

 

皮下脂肪より内臓脂肪が体に悪いと言われるのは、「肝硬変」や「肝臓がん」に繋がる要因になるためです。

また、脂肪肝の人は、インスリンが効きにくくなるため、血糖値が下がりにくくなります。

つまり、「糖尿病」の発症リスクも高まるということです。

 

糖尿病

糖尿病はもはや日本人の国民病と言われており、日本人の6人に1人が糖尿病にあたります。

 

糖尿病の種類

  • 1型糖尿病: なんらかの原因で糖を分泌するインスリンが分泌できない体になってしまう
  • 2型糖尿病: 生活習慣によって糖尿病になる

原因が良く分かっていないのが「1型」ですが、

「2型」は食事の習慣を見直すことで予防することができます。

 

糖尿病がおそろしいのは、数々の合併症のリスクが非常に高いことです。

糖尿病がきっかけとなり、「心筋梗塞」や「認知症」など命に係わる、重篤な病気を引き起こす可能性があるのです。

 

これだけおそろしい糖質ですが、

「白米・小麦粉・砂糖をできるだけ避けるしかない?」

「やはり、糖質制限?」と思いますよね?

 

たしかに炭水化物を控える「糖質制限」で、比較的簡単に蓄えられた中性脂肪を分解して、痩せることができます。

ですが、その「糖質制限」にもデメリットがあります。

 

 

糖質制限のデメリット

糖質制限も行き過ぎると、筋肉量が減っていく弊害があります。

糖質が不足すると、体は脂肪やたんぱく質を構成しているアミノ酸を糖に作り替え「エネルギー」にしようとします。

その結果、筋肉量が減ってしまうのです。

若い人で肥満に悩んでいる人ならまだいいのですが、減った筋肉を戻しづらい高齢者は避けたほうがよさそうです。

 

また、「糖質以外は食べてよい」と、肉類や脂質の過剰摂取につながることも懸念されます。

 

「糖質制限」もよくないなら、糖質の害からどうやったら体を守ることができるのでしょうか?

 

この記事を①の最初から読んで頂いたなら、もうお分かりですね?

ポイント

16時間の空腹時間を作り「オートファジー」を発動させ、「糖質のリセット」をする

 

これに尽きます!

空腹時間があれば、蓄積された中性脂肪を分解してエネルギーに変える仕組みが働きます。

つまり、余分な脂肪を取り除くことができるのです。

 

この方法なら、無理な糖質制限をせず、時間内であれば好きなものを自由に食べてよいので、継続もしやすいはずです!

空腹時間16時間を確保し、オートファジーを発動させることを習慣にしましょう。

 

更に、「オートファジー」には様々な病気を遠ざけることも可能です。

 

 

空腹こそ最高のクスリ④に続きます。

老化を防ぎ若返りを可能とする究極の食事法 『空腹こそ最強のクスリ』④

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