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確定拠出年金で節税しながら老後資金をつくる方法 5人に1人が利用するお得な仕組み

FIRE HACKへようこそ!

今回は、投資の第一歩に最適な、「確定拠出年金」iDeCoで賢く節税して老後資金をつくる方法を解説します!

 

イデ子って誰?浮気!?
蒼(あおい)
iDeCoは本気…って、

ちょ、待って!

 

「確定拠出年金」みんなやっているなら書いてもしょうがないかなぁ、と思いどのぐらい利用されているのか調べてみました。

結果はなんと、会社員の5人のうち1人しか利用していませんでした。

想像以上に利用者が少ない、これは記事にすべきと思ったわけです。

(企業型700万人+個人型120万人)÷会社員3,900万人=79.0%

 

79.0%の方、すごくもったいないです!

 

そもそも、日本の年金制度って複雑すぎませんか?三階建ての構造で、公的と私的があってとか。。

なんか、分かる人だけちゃんとやって得してね!って状態だと思うのです。

 

そこで、利用することで節税可能が部分である「確定拠出年金」に内容を絞って解説します。

この記事が一人でも多く「確定拠出年金」を始めるきっかけになって、賢く老後資金をつくっていってほしいなぁと思っています!

利用しないのは本当にもったいない制度なので、今回はそのおすすめポイントを解説していきます。

確定拠出年金で節税して老後資金をつくる方法

こんな方におすすめ

  • 確定拠出年金を利用していない方
  • 確定拠出年金の仕組みがよく分からない方
  • 確定拠出年金に加入したまま放置している方

 

確定拠出年金とはどんな制度?

一言でお伝えすると、「税優遇の口座で、自分で運用できる年金」です!

 

「運用」のリスク自体が怖い!だからやらない!そう思った方は、さらに大きな税金の負担をすることになります。では、その理由と、確定拠出年金の種類とポイントを確認していきましょう。

 

 

 

確定拠出年金の種類とポイント

企業型DC
 企業が毎月従業員の年金口座に積み立て(拠出)してくれる

個人型iDeCo(イデコ)
 個人で毎月年金口座に積み立て(拠出)する

 

会社員の方であれば、まず自分の働いている会社が企業型の確定拠出年金に対応しているか確認しましょう。

 

「確定拠出年金」のメリットとデメリットは下記の通りです。

メリット
3つの税優遇が受けられる
・企業型DCの場合、会社が倒産しても年金資産として保護される
・運用商品が選びやすい

デメリット
・原則60歳まで引き出せない

 

メリットをもう少し詳しく確認していきます。

3つの税優遇
①運用益が非課税
②受け取り時の税優遇がある(退職所得控除、公的年金等控除)
③掛金が全額所得控除の対象になる(個人拠出分)

会社で確定拠出年金に「加入する」「加入しない」を選べるところもあります。

「加入しない」場合は、掛け金が毎月の給与かボーナスに上乗せされるので、手取りが増えるような気がします。でも実際は所得税・住民税・社会保険料の対象となり、払う税金が増えてしまいます。

では、節税効果がどの程度なのか確認してみましょう!

JIS&T のiDeCo節税シミュレーションがとても分かりやすかったので、こちらで試してみました。

 

 

節税シミュレーション

シミュレーションの前提条件

・企業年金のない会社員

・年齢 30歳

・年収 400万円

・毎月の掛金 23,000円

・運用利回り 5%

30歳の平均的な年収の会社員の方で、毎月iDeCoの上限金額を60歳まで30年間確定拠出年金に積み立てた場合でシミュレーションしてみました。

結果はどうでしょう?一気に見てみましょう!

 

なんと30年間で124万円の節税になりました!

更に、積立元金828万円から、運用益として1,086万円を生み出しました!!

合計で1,914万円になっていますので、2,000万円問題をほぼ一撃でクリアできるレベルです!

そして、受け取り時にもしっかり節税(控除)の対象となっています。

こんなに得して良いの!?

 

確定拠出年金をやっていない人とは「老後資金」に大きな差が出ますよね?

ここがこの記事を書こうと思ったポイントです!

やっていない人、損していると思いますよね!?

運用するリスクを避けたようとして、確定拠出年金をやらない選択をした方は、その時点で税金を多く払うことが確定してしまいます。

 

一方、確定拠出年金に「加入する」場合掛け金は課税されずそのまま年金口座に入金されます。

60歳になるまで引き出せない制限がありますが、税金のメリットが大きいので加入を検討するのがおすすめです。

また、「運用商品が選びやすい」の点ですが、資産運用の専門家である運営管理機関による「厳選された商品」のみが選択できるようになっています。特定企業の「個別株」などは選択できず、分散によるリスク軽減効果の高い国内外のインデックスファンドが中心の商品構成となっています。

商品選びのポイント
運営管理手数料率・信託報酬が安いものを選ぶ
長期的に成長が見込める商品を選ぶ

FIRE・経済的自立を達成した方々の多くが、外国株式のインデックスを中心に長期運用していることからも、組み入れ商品の最有力候補になるのではないかと思います。

外国株式インデックスに関しては別の記事でも取り上げていきたいと思います。

 

加入後も定期的に運用実績や商品を見直し・検討していくことが重要です。

実際に私も加入当初、まったくの予備知識なしで分散が必要らしい。。と国内株式、海外株式、海外債券の分散をしていました。ですが、パフォーマンスのよくない日本株ファンドに見切りを付け、外国株インデックスへ掛け金を入れ替え(預替)しました。結果として手数料の削減とパフォーマンスアップに繋げることができました。

 

未加入の方は、節税メリットの多い確定拠出年金の加入を検討してみてください。

加入済の方はこの機会に運用状況の確認と商品の見直し・検討をしてみてください。

 

確定拠出年金のまとめ

1. 確定拠出年金は税優遇が受けられる
2. 企業型DCの場合、会社が倒産しても年金資産として保護される
3. 原則60歳まで引き出せないので注意

JIS&T のiDeCo節税シミュレーションは、こちら

 

ここまで、お読みいただきありがとうございました!

 

今回は、確定拠出年金について確認してきました。

「確定拠出年金」は節税効果が高く、老後資金づくりのベースに適した仕組みです。

 

掛け金を最大にしなくても、節税メリットが非常に高いので、少額からでもやっておくことをおススメします!

 

蒼(あおい)
「確定拠出年金」でFIRE達成の基盤を作りましょう!

 

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